ChatGPT開発者目線の「OpenAI DevDay」まとめ
category
ai
date
Nov 7, 2023
slug
openai-dev-day-2023-nov
status
Published
summary
今回の発表を利用者ではなく開発者目線でざっくりまとめてみた。
type
Post
- ChatGPT開発者目線のDevDay まとめ
- 各モデルの追加
- GPT4-Turbo（gpt-4-1106-preview）
- GPT-3 Turboと同様に、GPT4モデルが高速かつ安価に。
- コンテクストが128K → 本2~300ページ分
- 2023年4月までの新しい情報に対応
- 1000トークンあたりの料金は0.01ドル（入力）、0.03ドル（出力）
- GPT-4（8k）の0.03ドル（入力）/0.06ドル（出力）
- 現状はpreview版で、利用制限がある。
- 今年後半（年末）にリリース予定。
- リリース時に視覚入力が統合。
- マルチモーダルとは
- inputデータが複数になること。数値／画像／テキスト／音声など複数のモダリティー（データ種別）を組み合わせて、もしくは関連付けて処理できる
- 画像認識もAPIで利用可能に。
- レスポンス形式の指定（
gpt-4-1106-previewまたはgpt-3.5-turbo-1106） - response_formatの指定が可能に
- JSON / XMLなど
- 新しいJSONモード
- https://platform.openai.com/docs/guides/text-generation/json-mode
- response_format: json_object
- seed パラメータの追加
- 出力の再現性を担保できる
- GPT-3.5 Turboが更新（gpt-3.5-turbo-1106）
- 最新の情報に対応した
- 16kコンテクストがデフォルトに
- GPT4のfine-tuningが可能に。
- GPT3.5で積極的にfine-tuningを利用しているユーザーに限定 → 申請中
- https://platform.openai.com/finetune
- レート制限の緩和（2倍）
- 音声合成API / TTS
- GPT4 Vision（GPT4V） / Dalle 3 API
- Assistants API
- AssistantsをAPI経由で呼び出せるように。
- GPTs
- ノーコードでカスタムChatGPTを作れるアプリみたいなもの？
- https://openai.com/blog/introducing-gpts
- Code InterpreterやRetrieval（ドメインデータの注入）が呼び出し可能
GPT-4 | GPT-4 Turbo | GPT-4-32k | GPT-3.5 Turbo 1106 | |
コンテキスト | 8K | 128K | 32K | 16K |
価格（入力） | $0.03 / 1K tokens | $0.01 / 1K tokens | $0.06 / 1K tokens | $0.0010 / 1K tokens |
価格（出力） | $0.06 / 1K tokens | $0.03 / 1K tokens | $0.12 / 1K tokens | $0.0020 / 1K tokens |
